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環境DNAの概要

環境DNAとは

 環境DNAとは、さまざまな生物が環境中に放出したDNAのことを言います。例えば、河川中には生息する魚類は、粘液や糞、細胞片などさまざまな形で環境中にDNAを放出しています。鳥類やエゾシカの生物も糞などから環境中に自らのDNAを環境中に放出しています。つまり、環境中にはさまざまな生物に由来するDNAで満ちているとも言えます。




※土壌や河川水からDNAを抽出すると、細菌由来のDNAも含まれるが、これは生物が放出したDNAではなく、生物そのものから抽出されたので、環境DNAとは言わないと考えている研究者もいます。


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