DNA塩基配列決定するためにサンガー法を用いたシーケンサーが、2008年頃から革新的に変化しました。
現在5世代シーケンサーまでありますが、時期というより特徴で分けられています。

次世代シーケンサー(NGS)の種類

各世代の代表的な機器を以下に挙げました(2019年5月現在)。

世代	特徴		配列長	総配列数	総塩基数  [Gb]
1	・ 蛍光検出	Applied Biosystems 　3730xl	約700bp	1	0.0000007
2	・蛍光検出 ・超並列	Illumina（イルミナ社） 　iSeq 　MiniSeq 　MiSeq 　NextSeq 　HiSeq 　HiSeq X 　NovaSeq6000 MGI 　BGISEQ-50 　BGISEQ-500 　MGISEQ-200 　MGISEQ-2000 　MGISEQ-T7	2 x 150bp 2 x 150bp 2 x 300bp 2 x 150bp 2 x 150bp 2 x 150bp 2 x 150bp 1 x 50bp 2 x 100bp 2 x 100bp 2 x 150bp 2 x 150bp	400万 2,500万 2,500万 4億 50億 60億 200億 160万 26億 3億 36億 200億	1.2 7.5 15 120 1,500 1,800 6,000 8 520 60 1,080 6,000
3	・一分子 ・蛍光検出 ・配列品質低い	PacBio(パックバイオ社) 　PacBio RS II 　PacBio Sequel 　PacBio Sequel II	8-10kb 20-100kb 20-100kb	4-6万 -60万 -500万	0.5-1.0 -20 -160
4	・超並列 ・半導体 (＝解析早い)	Thermo Fisher Scientific 　Ion Proton 　Ion GeneStudio S5	200bp 200bp	8,000万 1.3億	10 50
5	・超並列 ・一分子 ・半導体 ・配列品質低い	Oxford Nanopore(ナノポア) 　MinION 　GridION 　PromethION	数百kb 数百kb 数百kb	5-10万 25-50万 数千	10-20 50-100 数千