本文へスキップ

アンプリコン解析(リードの重ね合わせ)

ライブラリー作製と構造

 DNAバーコディングで紹介したターゲット遺伝子を増幅する配列(灰色と茶色)にシーケンシングに必要なアダプター配列(桃色と緑色)を付加させたプライマーを用いて、PCRを行います。PCR産物を精製した後、サンプル毎にIndex(MID、バーコードとも呼ばれる)が含まれるプライマーを用いて、2回目のPCRを行います。その後、PCR産物を精製すれば、ライブラリーの完成です。ライブラリーは最終的に一番下のような構造をしています。



リードの重ね合わせ

MiSeq(Illumina)を用いてば、2x250 bp もしくは、2x300 bpのPaired-endリードが得られます。多くのプライマーセットは、Paired-endリード同士がoverlapするように設計されていおり、overlapしている部分を重ね合わせることで、2本のリードを1本のリードにします。


クオリティフィルタリング
 

リード長のフィルタリング
 

共通するリード1とリード2配列を出力
 

リードの重ね合わせ
 

FASTQからFASTAへの変換
 

inserted by FC2 system